いろいろあって実家を売って、親子3人で住み替えすることになった。
だがしかし、不動産会社に知り合いなんていないし、どうやって頼んだらいいのかもわからない!
動画を見るといろんな意見があって混乱する!
というわたしがどうやって住み替えまで乗り切ったかを書いておこうと思う。
結局、最適解はなんなのか
信頼できる不動産会社に専任媒介契約で依頼する
わたしの結論は、”信頼できる不動産会社に専任媒介契約で依頼する”である。
でも、「その信頼できる不動産会社がわからないねん!」というのが本音だろう。
今回の私の体験が、見ている誰かの役に立てればと思う。
まず、動画で勉強する
とにかくまったくわからないので、YOUTUBEで動画を漁った。
わかったことは以下☆
- 媒介契約には3種類あるようだ。(「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」)
- それぞれメリットとデメリットがあるらしい(囲い込み、振り替え等)
不動産選びについて
デメリットもメリットもわかったが、とりあえず、わたしには知り合いの不動産会社もいないので、
自力で探すしかない!そして肝心の実家の相場もわからない。
そう、とりあえず見積もりをとってもらおう。
まず見積もりを取って、なんとなく依頼する
まず、見積もりを取るのはいいが、ガンガン営業電話がくるのはちょっと嫌だ。
なので、メールで連絡を指定できるホームズで簡易査定を依頼することにした。
10件ほど見積もりをとり、エクセルでなんとなく平均の査定額を算出し、
その平均額を大きく外してなくて、親身になってくれそうなところにお願いすることにしてみた。
この段階では両親としては
「あんまり人がくるのはご近所にバレそうでいやだし、あんまり来てほしくない」
ということで、一件目の業者さんで決めてしまったことになる。なかなか豪胆だ。
なんか連絡はLINEで取るらしいということで、母と私の両方のLINEを登録する。
「一般媒介…」
と私が口に出すや否や凄まじい勢いで、その担当女性に否定された。
曰く、「お客様が15件の不動産会社と契約したとして、そこ全部と連絡を取るのは大変だ」(なぜ15件?)
「住み替えをするならばその調整も必要だ」「広告費もかけられない」などなど、一気にまくしたてる。
今思えばこの時点でめちゃくちゃ怪しいが、この当時はなんとなくうなずいてしまった。
大失敗…
不動産会社さんと1カ月半お付き合いした結果がこちら↓
- 担当者の書類ミスをこちらのせいにしてしまう
- なぜか購入先マンションの話ばかりする
- なぜか毎回いうことが違う
まず、売る時に必要な「物件状況確認書」の記載をさせようとするが、
土地と付帯設備が入れ違いになっているうえに、ページにぬけがあった。そして曰く、
「書類が混在しているようです」
そしてまだ売れる兆しもないのに、どういうわけか買うマンションを探そうとする。
我が家は実家を売って、その代金でマンションを購入するという売り先行である。
タイミングを合わせる必要はあるが、売れないことには購入はできない。
が、めちゃくちゃ急ぐ。あげく見つからないと「条件を考え直してほしい」と言い出す。
母とわたしは担当女性と連絡とるのがだんだん嫌になってしまっていた。
ある日、母はいった。
「なるべく連絡とらないようにしよう。ストレスだから」
だが、家を売るための担当不動産に、連絡とらないようにしようはおかしい。
しかも専任媒介契約だ。
すでに不動産会社自体が信用できなかったので、フランチャイズ会社の本部のお問い合わせに私はクレームをいれた。
こうして1カ月半にわたる攻防に幕を下ろした。
「ゆたまさんのご気分を害してしまい申し訳ございません。契約を終了したく…云々」
次の不動産会社を探す
全員が心身共に疲弊して、これでいったんお開きになってしまうかと思ったが、そうはならなかった。
「実家は、家の価値なんてもうないから、土地代だけで売るしかない」
こう母に、弟が言い放ったらしい。
この一言が母に火をつけた。
「次を探そう」
見積もりを取ってもらった中から、相場とメール対応のしっくりくる不動産会社を、3件ピックアップする。
我々のメンタル的に次は失敗できない。
もう”あまり来てほしくない”とか言っている場合ではないので、その3件の担当者全員と面談してみよう!となった。
①一件目の担当者と会う
とにかく堅実で誠実そうな不動産会社を。
ということで、地域でよく見る不動産会社に来てもらった。
四角い顔のおじさんが来た。なんかちょっと横柄だ。
昔ながらの営業スタイルなのか、物件に痛みがあること、動物を飼っていること、とにかく悪い可能性を指し示し、「売れなくて投げ売りするくらいなら~」
という言い方をする。両親はすでに涙目だ。
彼は「明日また来ますので、その時に契約を…」
明日?!
ちょうど月末だったのでそんなものかと思ったが、違和感を感じた。
我が家のにゃんこ2匹がとても彼を警戒していたのだ。
彼が帰った後、彼の歩いた道をすべて匂いを嗅いでいた。
彼の言っていることはたしかに頷けるところもあるが、両親も私も彼の印象が良くない。
猫が警戒するというのは動物的直観で何かを見抜いているのではないか。
そもそも彼とこれから長いことコミュニケーションをとるのが嫌すぎる。
翌朝、「やっぱキャンセルします☆」と彼にお伝えした。
②2件目の不動産会社と会う
そして残り2件。
実のところ3件目が優しそうだったので、わたしの推しは3件目だった。しかも担当がイケメンだったし。
だが、もう一件一応、対応と相場がかみ合っていそうなところを予約した。
スケジュールの都合上、その予備的なところが2件目、推しが3件目となった。
2件目の不動産会社が現れたとき、我々は一瞬顔を見合わせた。
メールよりはるかに印象がよかった。
もしかしたら物腰が柔らかで、プロとしてはっきり意見は言ってくれるが、
寄り添ってアドバイスをしてくれる。
猫も大丈夫そうだ。
彼と契約することにし、3件目の不動産会社と面談はキャンセルした。
その後
その後1カ月ほどお任せして、とんとん拍子に内覧が決まり、そのまま購入申し込みがはいった。
レインズからの申し込みで担当不動産会社にとっては、片手取引となってしまうが、誠実な態度は変わらなかった。
住み替え先のマンションもお願いすることにした。
まとめ
とにかく信頼できる担当者に会えるまで会ってみる
実家売却は、信頼できる不動産会社に専任媒介契約でお任せする、が私の最適解である。
その信頼できる不動産会社を探すには、とにかく見積もりをたくさんとり、相場を自分で確認し、
信頼できる担当者に会えるまで、直接会ってみるしかない。
というのが結論でした…。(ツカレタ)
あとは、縁と直感を信じるべし!!